
■出版社:ビクターエンタテインメント
フランス語の発音はいざしらず、英語の発音はちょっと辛いものがあります。
もちろん、ジャズやボサノバのヴォーカルとして、という意味ですが。
「ウィスパー・ボイス」でもそれなりに音程はしっかりしているべきだし、
むしろ「ウィスパー・ボイス」の方がより表現力が要求される場合もあると思います。
発音も含めて、ボイス・トレーニングをどれほどなさったのかは知りませんが、
仮にそれが長時間に渡るハードなトレーニングだったとしても、
残念ながらその成果はあまり発揮されていないかも知れません。
結局、このアルバムに収録されている女声ボーカルが、
川原さんの声である必然性はあまりないと思います。
たとえば、カヒミ・カリィさんでもいいのかも知れません。
そういう前提で聞けば別に悪くないアルバムです。
選曲も面白いし、バッキングの演奏もとてもすっきりしています。
アコースティック楽器を活かしたとても洗練されたアレンジです。
時折聞こえてくるインドのタブラも効果的です。
真夏の昼下がりのおしゃれなBGMとしてお薦めします。
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